一昨日のゴーン氏の拘留延長請求を認めないニュース、
さらに昨日の再逮捕のニュースの合間に、
以下のような記事がネットに掲載されていました。
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「裁判所は一体…」誤算の検察 捜査への影響必至
金融商品取引法違反容疑で再逮捕された日産自動車前会長、カルロス・ゴーン容疑者(64)らの勾留延長について、東京地裁が20日、認めない決定をした。東京地検特捜部の延長請求が認められないという極めて異例の事態に、検察幹部からは「ありえない」「特別扱いか」と憤りの声が噴出。再逮捕容疑だけでなく、ゴーン容疑者の会社資金の私的流用疑惑などの捜査にも影響が出るのは必至だ。
「裁判所は一体何を考えているんだ。ゴーン容疑者は日産にとって今も権力者。外国のトップ経営者だから特別扱いというのか」。東京地裁が勾留延長を認めず、近くゴーン容疑者が保釈される可能性が出てきたことに、ある検察幹部は怒りをあらわにした。
ゴーン容疑者は日産の会長を解任されたが、取締役であり、大株主である仏ルノーの会長職は留任されたばかりだ。さらにゴーン容疑者は逮捕当初から「退任後に受け取る報酬額は確定しておらず、記載義務はない」と一貫して容疑を否認しており、検察側は証拠隠滅の恐れがあるとして勾留延長を請求していた。
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「これマジか!?」と
正直恐怖を感じました。
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当初「拘留延長請求を認めない」のニュースだけを見たとき
以下の話の筋で記事を掲載しようとしました。
ただ、それよりも上記記事で記載されている
検察特捜部の姿勢、考え方が
ものすごくヤバイと恐怖を感じています。
これ、記事内の
「ある検察幹部は怒りをあらわにした。」
は本当なんでしょうか?
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えっと、普通に考えると裁判所は検察とは別の組織で、
かつ、弁護側と検察とを公平公正に見てくれないとダメでーす。
と思うのですが、
上記の姿勢は明らかに
「裁判所って検察の味方じゃないの!?」
って無茶苦茶なことを言っているようです。
「いや、証拠隠滅、海外逃亡・雲隠れの恐れ無しであれば
保釈金を払ってもらえれば保釈するってルールだしねー。」
って裁判所は原則に基づいて判断しただけでしょうよ。
検察の独りよがりの考え、容疑捏造に付き合わされたんじゃ、
裁判所の存在意義そのものが危うくなる、
というか民主主義の危機ですよね。
冗談じゃない。
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裁判所もちゃんと判断せざるを得ないという状況だと思いますが、
これが我々のような小市民であれば、
どんな扱いをされるか、
自分が被害者になった時のことを想像すると
恐ろしいと感じる。
さらにもっと恐ろしいと感じることは、
「自分は特権階級だ思い込んでいる」
らしい人間の闇です。
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ある程度の権力を持った人間は
ともすればこのように変な風になってしまい、
変になっていることに気づかず、
堂々とキ〇ガイじみたことを言ったり、
態度に表したりするようになる。
時々電車の中などで見る、
会社で役職についているのだろう
偉そうな顔をしたバブル世代のオッサン。
会社の外に一歩出たら偉そうにするのは
おやめなさいよと言いたくなる。
自分自身がああいう風にならないようにするには、
どうしたらいいのだろうか。
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官僚の掟 競争なき「特権階級」の実態 (朝日新書)
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