今回はとある本に関する記事です。
といっても書評ではありません。
書評のネット記事を見て、
「うーん」
と頭を悩ませてしまいました。
それも積極的にではなく、
「どういうつもりなのか?」
と、例のごとく斜めから見たような感じで。
「揚げ足取り」「論破」というようなことは、
すごく悪趣味で良くないと思うので、
あまり深くは追及しようとは思わないのですが、
何となく。
以下、その記事の一部抜粋です。
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飲み会を断る新人に「それは生産性のある仕事ができた時に言えること」
ドS上司のキツいひと言
https://www.sinkan.jp/news/9008?page=1
たとえば、入社後さっそく「職場以外のコミュニケーションはムダ」と部署の飲み会を断る新人には「バーカ。それはあなたが生産性のある仕事ができた時だけ言えるのよ」と容赦ない。
「飲みニケーション」は賛否がわかれるところだが、昨今の上司がパワハラと断じられることを恐れて正面から新人に意見しにくいことは考えに入れるべきだろう。「そんなの上司の教え方の問題だろう」は正論だが、あまり意味がない。上司の技量は人それぞれであり、部下は上司を選べないからだ。
ならば、それまで教えてもらえていたことが、上司の腰が引けているせいで教えてもらえないといったケースも出てくるだろう。酒が入って口が滑らかになる「飲み会」ならば、職場で指摘できなかったことも指摘してくれるかもしれない。飲み会がムダになるかどうかは、本人次第だ。
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その他、
“ここは会社。存在価値のない人はいらないの。”
“「こんな仕事をするために入社したんじゃないんです」。
ぷぷっ。そのひと言でバカを晒したわね。”
というようなことがこの本には書かれているそうです。
これは、
①本が悪いのか、
②書評が悪いのか、
③両方か、
④理解できない筆者の頭が悪いのか、
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何が理解できないかというと、
この本の目的は何なんだろうか?
頼りない若い世代をインスパイアしたい、
モチベーティングしたい?
その目的に対してこの本の方法は正しい?
また、この書評の記事の目的は?
この本の評判を高める、
それとも読んでみたいなと思わせて
アフィリエイト収入につなげる?
その目的に対してこの記事の方法は正しい?
(上記リンク先にはアマゾンのリンクがありました)
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大昔、おおよそ15年前、
筆者がまだ学校に行っていたころ、
就職活動のためのスキル向上のため、
また「ブログ」という文化が始まったばかりで、
何か記事のネタはないかと思い、
当時すごく話題になったとある本を読みました。
『 頭がいい人、悪い人の話し方 』
この本がですね、
ビックリするくらい面白くなかった。
もうほんとに、
ビックリするくらいというか、
ビックリした。
面白くなさ過ぎて。
当時書いていたブログにも
同じように記事にしたのですが、
「いや、この本に書いてある通りに実践したら、
友達おらんようになると思うけどなー。」
と思いながら、
耐えに耐えて、頑張って読み切った後、
あとがきの最初の一文が
「私は話し方のプロではない。」
えっ?
…ぇぇえええー!?(;°∀°)ノシ
と、なったのを思い出しました。
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今回の書評の記事は以下の様に締めくくられていました。
「一読すると、自分のことだとドキリとするはずだが、
逃げるべきではないだろう。
これらの言葉はあなたの上司が本当は
あなたに言いたい言葉かもしれないのだから。」
と。
途中でご紹介した一文
「ぷぷっ。そのひと言でバカを晒したわね。」
何が『わね。』じゃい!!
こんなクソ上司
まじめに付き合ってられるかっっ!!
と新人並みに頭にくる筆者は
まだまだ若い世代ということなのか。
この本について非常な不快感を感じてしまうのは、
多分「意味の分からない上司の指示」を
凝縮したような本だからだと思う。
この本について非常な不快感を感じてしまうのは、
多分「意味の分からない上司の指示」を
凝縮したような本だからだと思う。
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グサっと痛いけど超やる気が出るドSな言葉
頭がいい人、悪い人の話し方 (PHP新書)
「えっ?ちょっと待って、
しっかりAmazonのリンク貼ってますやん!!」
えへへへ…
まあ、一応。
逆に興味を持たれた方が
購入しようってなるかもなので…
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