本日ネットニュースで、
すごく悲しくて、
すごく腹立たしい記事を拝見しました。
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ゴーン氏主導の大量解雇「必要だった?」
リストラ男性が憤り
https://www.bengo4.com/c_5/n_9173/
日産自動車のゴーン前会長が、2008年のリーマン・ショック後にすすめたリストラ策で雇い止めにあったが、あの時のクビは本当に必要だったのか、正しかったのかーー。
期間工として子会社の日産車体(神奈川県平塚市)に勤め、2009年3月に雇い止めにあった男性(42)が1月29日、東京・霞が関の厚生労働省で会見し、「怒りしかない。説明責任を果たせ」と訴えた。
●雇い止め→生活保護を受けたことも
男性は、日産車体の製造ラインで期間工として半年以上、働いていた。
リーマン・ショックの影響で、日産は当時、グローバルで2万人規模の人員削減をすると打ち出し、実際に大量の雇い止めに踏み切った。男性もそのうちの一人で、現在は無職。雇い止め後はアルバイトで食いつなぎ、生活保護を受けたこともあったという。
会見で、男性の代理人を務める田井勝弁護士は、「仮に経営不振、倒産の危機に瀕していれば、私的な投資損を会社に付け替えられるはずはない。そのような余裕はない。2009年3月時点の解雇の必要性は本当にあったのか」と指摘した。
報道によるとゴーン氏は、自ら私的に抱えた17億円前後もの投資損を2008年ごろに日産に付け替えたとして、特別背任の疑いでも逮捕されている(ひとつ目の逮捕は、金融商品取引法違反の疑い)。
(中略)
田井弁護士は「大量解雇は正しかったのか。日産は、首を切られた労働者にしっかり説明をする責任がある」と述べた。
(後略)
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悲しい。
そして腹立たしい。
読者の皆さんはどうでしょうか。
現実社会ではなかなか声を大きくして
言い出せないかとも思います。
しかし、時には本当に怒りを表現しても
良いのではないでしょうか。
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リストラされなかった人たちは
こう思っているのではないだろうか。
「職を失わずに給料が継続してもらえて良かった。
家族、そして自分自身を守れて良かった。」
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またなけなしの蓄えを日産自動車の経営に期待して
株主になった人たちはどう思っているだろうか。
「日産自動車がつぶれなくてよかったよ!
株主として配当をもらえ続けることができるし、
またカッコよくて性能が良くて、
庶民にも手が届く車を作り続けて欲しいな。」
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20年前にリストラされはしたけど、
弁護士を立てて訴訟を起こすなんてことをせず、
ただがむしゃらに必死に働いて
リカバリーを果たしている人たちは
どう思っているのだろうか。
「大変だったのは大変だったけど、
必死に頑張ったおかげで前よりスキルアップしたし、
またリストラされたらかなわんから
もっと一生懸命働いている」
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ゴーン氏主導の大量解雇「必要だった?」
リストラ男性が憤り
男性もそのうちの一人で、現在は無職。
雇い止め後はアルバイトで食いつなぎ、
生活保護を受けたこともあったという。
田井弁護士は「大量解雇は正しかったのか。
日産は、首を切られた労働者に
しっかり説明をする責任がある」と述べた。
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冗談なのか、
悪い夢を見ているのか、
筆者は何となく目が回る感覚を感じています。
リストラされてしまって
弁護士を立てて訴訟を起こすというところまで
思いつめてしまっている人々のことを、
本当にかわいそうだと思います。
多分、一生死ぬまでその境遇から
抜け出すことができないだろうから。
どの面を下げてこんなことを言っているのか。
「 生活保護を受けたこともある 」
というのをさもアンラッキーなように
仰っておられますが、
いや、そもそもその生活保護の原資は
我々のように必死に働いて
いやいやながらも納めた税金で賄われているわけで、
そりゃ、
回復が難しいケガをした、病気になった、
生まれ持って体に不自由があり、
働きたくても働けない、
そういう話なら喜んで助けたいとも思いますが、
リストラされても
首をつらずに生活保護で飯が食えたなら、
「むしろラッキー」だと思ってもらわないと、
必死に働いて税金をまじめに払ってる方からすると、
ちょっとね~!!
ふざけてんじゃねぇの!?
と思ってしまいますよね。
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こういう種類の人たちは
(注「リストラされた人」ではなく、
20年経ってもグズグズ言い続けている人)
良いことにせよ悪いことにせよ、
何かの原因が自分自身の中にある、
つまり
「自己責任」
という発想が全く持てない人なんだろうな、
と思います。
リストラされたのは一体誰のせいなのか。
もちろん外的要因というのもありますが、
日産自動車の社員が全員解雇か?
というわけではありませんよね。
また、リストラ後20年も経っても
「不幸が継続している」のは
リストラされてしまった人たちが全員?
今でも無職で不幸のどん底?
そうではないと思います。
結局のところ、
・不幸に合わないように防御を高める、
というのも、
・不幸が重なって躓いたとしてもそこから立ち直る
というのも、
自分自身が主体なのではないでしょうか。
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筆者はカルロスゴーン氏を擁護するものではありません。
ただ、客観的な事実として
20年前の日産自動車はリストラが必要であったろうし、
そのリストラのおかげで大変な思いをした人もいる反面、
「かわいそうだけど、
期間工の人たちに去ってもらって、
本当に良かった」
と喜んでいる人も大勢いるわけです。
本日の記事のタイトル、
コソ泥の発想にインスパイアされてはいけない。
の
「コソ泥」
は会社を私物化して
マネーロンダリングを行って、
私腹を肥やした、
というゴーン氏ではなく、
上記の様に
リストラされてから20年もグズグズと、
誰かに助けてもらおうとばかりしている、
主体性のかけらもない、
周りの人間の時間や好意を少しずつ奪って、
感謝の心を微塵も持たない、
どうしようもない人
のことを指しています。
つまり、
カルロスゴーン氏逮捕から3か月、
マスコミの報道の80%
(注:数値は筆者個人の直感です…)
を占めた
・カルロスゴーンのリストラ=極悪非道の守銭奴
・リストラされた人=生活が大変、かわいそう
・株主でもないのに役員報酬が高いだのと
薄汚いヤジを飛ばす外野の野次馬
という論調に、インスパイアされて、
同調、影響されるべきではない。
こういう言い方をすると、
あまりに生々しく、
そして人によっては
毛嫌いをされるかもしれませんが、
あらゆる意味で
「貧しい」人の発想に
引きずられてはいけない。
つまり、くどいようですが、
コソ泥の発想にインスパイアされてはいけない。
そのように筆者は思います。
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当ブログは
「どうすればお金持ちになれるのか」
また、もう一歩進んで、
「どうすれば幸せな人生になるのか」
なんてことを、
僭越ながら筆者自身も改めて考え
皆さんと学びながら
進めていきたいと考えています。
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