「正義の味方になりたい」
こういう言い方をすると、
ひどく子供じみたような感じになり、
馬鹿馬鹿しいと思われるかもしれません。
子供じみているというのは、
非現実的だからなのか、
悪だとか正義の前に、
生活のための損得勘定が最重要だという
「大人の事情」が基準になっているのか。
いずれにせよ
「いい大人が何をくだらないことを。
そんなことを考えてる暇があれば、
もっと目の前の現実を直視しろ。」
と、お叱りを受けるかもしれませんね。
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筆者は結婚もして子どもも2人いて、
毎日会社に行って上記のような
『大人の事情』にもまれながら、
あくせく働いております。
ただ、筋トレとダイエットをして、
見た目の改善に取り組む中で
得られた実感として、
『正義の味方でいると、楽だなー』
ということがあります。
「正義の味方」と言っても、
具体的に
困っている人を助ける
とか、
悪い奴を見つけて懲らしめる
ということをするわけではないのですが、
簡単に言えば、
「心にものすごく余裕が出来る」
「明確な根拠はないけど自信がある」
「多分自分が正しいと思える」
というような感じでしょうか。
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もしかすると
「ダイエットしたり、
筋トレしたりすると、
何か我慢ばっかりして
ストレスが溜まって、
イライラするんじゃない?」
と思われるかもしれません。
確かに、スタート直後は
いつもと違うことをするので、
「お腹すいたなー」
とか
「筋肉痛だー」
とか、
しんどいことも多いのですが、
全然平気になります。
また、以前のあらゆる意味で
不健康であった状態の
自分自身を振り返り、
「すごく不幸だったし、
あのままだと
ロクな年の取り方を
しなかっただろうな」
と恐怖を感じます。
別途詳しく記事を書くつもりですが、
食生活についても、
以前の乱暴な食べ方をしていた時に
感じていた「おいしさ」と
ダイエットをするようになってからの
「おいしさ」について、
全く質が異なるようになりました。
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「他人の不健康が許せない」
という状態になってしまったこと。
まあ、「許せない」まで言うと大げさですが、
「なぜ、もっと健康に
気を使わないのかな?」
と疑問に感じてしまうのと、
タバコの煙にものすごく
いらだちを感じるようになりました。
もしかすると、
潜在意識の中では、
自分自身を正義の味方として、
この他人の不健康を悪者として、
改善しようとしているのかも。
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あと、
「正義の味方であることを
保ち続けたい」
ということの動機の中で
一番大きなものは、
「子供の見本でいたいから」
だと思います。
何でもかんでも
「親が正しい」と思わせたい
というわけではないのですが、
「努力次第で何でもできる。
勉強だって出来るし、
見た目もある程度
カッコよくなれる!」
と、わが子に説得力をもって言いたい。
しょぼくれた中年になってしまった
あなたに問いたい。
今のあなたはお子さんの見本として、
堂々と語ることが出来ますか?
仕事が忙しい、
疲れている、
そんな暇はない、
そういうことを言い訳にしているあなたは
お子さんの見本として恥ずかしくないですか?
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